保育園が地域から離れたところだったため、小学校入学時、転校生状態で友だちがいませんでした。初めて友だちになってくれた子は10人超の兄弟で貧困な家庭。周囲から「その子に関わるな」と心無いことも言われました。私の弟も障がいを持っており、そのことでいじめにもあったこともあります。子どもながらに、貧困や障がい者にたいする差別・偏見にたいし、「なぜ」と憤りを感じていました。
子どもの頃から絵を描くのが大好き。母校の小学校には、構図を担当した卒業制作が今でも玄関に掲示されています。絵を勉強したいと、愛知産業大学へ進学。4年生のとき、選挙権を得たので「政治のことを勉強してみたい、差別を無くす活動をしてみたい」と民青同盟に加盟。